施工会社との工事請負契約を結んだら、いよいよ工事のスタートです。持ち家の建替えやリフォームする場合は、解体工事が始まる前に仮住まいに引越しを行う必要があります。工事中の数か月間を過ごす仮住まいや引越の費用は自己資金で用意しておく必要があります。
仮住まいの期間の目安は、３０坪前後の木造住宅を建てる場合、４ヶ月～６ヶ月程度の工事期間が必要です。また、建て替えの場合は工事期間に加えて、２週間前後の解体工事期間を見込んでおく必要があります。
短期入居を前提とした仮住まい専用の物件は、一般的な賃貸住宅よりも数が少ないため、早めに情報収集を始めることが重要です。建替えやリフォームが決まったら、まずは相場観をつかむために希望地域の物件情報を集め始めるといいでしょう。
引越しの準備は、時間と労力を使う大変な作業です。新しい家で大型の家具を新調する場合などは、古い家具を処分する方法を検討する必要もあります。このほか、引越し業者選びや住所変更など様々な手続きがありますので、事前に知識を得て、早めに準備をしておくことが重要です。