契約の流れは依頼先によって異なります。ここでは、設計事務所に依頼する場合の流れを説明します。
依頼する設計事務所が一社に絞り切れない場合は、気になる会社を3社程度絞り、各社に同条件でラフプラン(基本プラン)と概算見積の依頼することをおススメします。
ラフプランを依頼する前には、まず家族で話し合い、一人一人希望を出し合ってみましょう。この時、住まいに対する考え方に違いがあっても、あまり気にする必要はありません。
理想の家をつくるには、家族がじっくりと話し合い、一つひとつの事柄について良い方向を見出していくことが大切です。ラフプランの相談依頼の際、建築家は、この家族同士の話し合いの内容を、良い家づくりへとつなげるためのサポートをしていきます。
ラフプランの作成にあたっての考え方は 設計事務所によって異なります。作成費用が発生する場合がありますので、事前に確認しましょう。一般的には、2~3週間ほどでラフプランと概算見積が提出されます。
設計事務所によって家づくりに対する考え方や技術、デザインの特徴が異なりますので、ラフプランが出来上がったら、自分たちの要望にかなったマイホームになりそうか、説明を受けた上で検討しましょう。また、同時に、工事完成までの間長く信頼関係を築いていけそうかどうか、人柄や対応についても確認しておきましょう。