屋根工事・外装工事

   

   

躯体が立ち上がると、天候に左右されずに内部の工事が行えるように、屋根工事を行います。屋根下地の垂木や合板、野地板がつけられ、防水や断熱の工事が済むと屋根材が設置されます。

その後、外壁・サッシ工事へと進みます。外壁部分の間柱や窓台を設置し、サッシを取り付けます。さらに、柱や梁などの構造用部材に、構造用合板を張り、透湿防水シート・通気胴縁が設置され、外装材が取り付けられます。

   

   

外部開口部は、木造住宅の中でも防水トラブルが起きやすい場所です。現場を確認する際、外壁の貫通部分やサッシまわりに、防水テープや防水シートが正しく施工されているかに注意しましょう。

   

   

この時期は、様々な現場検査が行われます。住宅瑕疵担保責任保険・住宅性能表示制度の建設住宅性能評価(任意)がそれぞれ2回目の検査、フラット35(任意)の中間検査です。また、一般的には2階建ての木造住宅の場合、建築基準法の中間検査は行われませんが、自治体によって異なります。