基礎工事

   

   

一般的に、基礎には直接基礎と杭基礎の二種類があります。

直接基礎は、建物直下の地盤に荷重を直接負担させる形式で、主に布基礎やべた基礎があります。杭基礎は、固い地盤が地中深くにあり、直接基礎形式では建物の荷重を地盤で支えきれない場合に用います。地盤の摩擦を利用する方法や、支持地盤まで支柱を延ばすなどの方法があります。

   

   

基礎工事で注意したいこと
 ・鉄筋が設計通りの太さと間隔で入っているか
 ・鉄筋の定着が適切か
 ・コンクリートのかぶり寸法が適切か
 ・打継部分が地中にある場合は、止水板などの対処がなされているか
 ・床下換気口の位置と箇所が適切か
 ・地面からの基礎の立ち上がり高さが十分か
 ・床下部分の防湿対策が施されているか

   
などです。これらは基本的に、工事を監理する設計事務所が確認をしますが、家の性能を左右する重要な工事ですので、流れを把握しておきましょう。

基礎工事は一般的に、3週間程度で完了となります。