抵当権設定登記

   

抵当権を設定するために行う登記です。この登記をしておくことで、債務者(借り手)が返済困難におちいった場合、債権者(金融機関)は建物・土地を競売にかけることができます。

抵当権とは、貸したお金が返ってこないときに、債権者(金融機関)が土地や建物を売ってお金を回収できる権利のことで、この抵当権を法的に明らかにするために行うのが「抵当権設定登記」です。抵当権設定登記は、金融機関が指定の司法書士が行うのが一般的です。

この、抵当権設定登記が済んでから住宅ローンの融資が実行されますので、引き渡し後1カ月程度かかります。融資が実行されたら、直ちにつなぎ融資分を返済しましょう。つなぎ融資は日割りで利息が発生しますので、少しでも早く返済した方が有利だからです。

費用を少しでも抑えたい場合には、住宅ローンを早めに申し込み、金融機関などに手続きのタイミングや必要書類などを十分確認し、登記やローン契約をスムーズに行えるようにしましょう。