家づくりのための土地選びで、周辺環境と同様に大切なことは土地の状況を確認することです。実際に土地を訪れてみると、不動産会社から示された物件概要だけでは分からない、日当りや風通し、前面道路の交通量、近隣の状況などが確認できます。
実際に、現地では以下のような内容を確認しましょう。
✔ 現地で確認したい項目
□ 日当りは良いか
□ 風向き(卓越風)はどうか
□ 隣接地の状況
□ 前面道路の状況(歩道の有無や交通量)
□ 音は気にならないか
□ 敷地の形状や高低差、広さ
□ 地盤の状況
□ 時間帯別(朝・昼・夜)の状況
また、土地の履歴も重要です。以前、工場が建っていた土地の場合は土壌が汚染されていないか、埋め立て地や盛り土の場合は、地盤が軟弱でないかなどを確認しておきましょう。予算内で土地を購入できたとしても、これらに問題がある場合には、改良に費用がかかることがあります。
この他、家を建てるにあったって様々な法規制があります。これらの、土地にまつわる全ての情報を素人が把握し検討することは簡単ではありません。できれば、購入前の土地選びの最終段階で、信頼できる建築家や工務店などの専門家に現地に同行してもらうことをおススメします。